2002年度プログラミング・同演習

担当 森田 彦

2002年度テキスト「Delphi6 & C++Builder5入門」

2001年度テキスト「Delphi入門」 & 「Delphi応用編」


先輩たちが作った教材ページ

 2001年度卒業生が作ったプログラミングに関する教材ページを以下に紹介します。

1.CG論(前期)教材Webページ   木本祥晴

 皆川先生のCG論では、前期にDelphiを使ったコンピュータグラフィックスの作成を扱われ、それらコンピュータグラフィックスののプログラミング課題を課されています。木本君も受講生の一人でした。木本君は、内容に興味を持ちつつも、幾つかの課題プログラムの作成につまづき、先に進めないという経験をしました。このWebページは実際に受講した木本君が、自身で課題プログラムを作成する際につまづいた点に、独自の解説をつけたものです。木本君自身は、この解説をつける過程を通じて、課題プログラムを全て理解することが出来たとのことです。

2.Delphiによるデータベースアプリケーション作成学習用ホームページ  塩原徹

 DelphiおよびC++Builderでは、データベースアプリケーションを制作するための様々な道具がそろっています(ただし、Professional版が必要です)。ここに、データベースアプリケーションとは、入出力データをデータベースとして管理し、そこから必要に応じて検索や抽出などを行うアプリケーションソフトウェアの総称です。卒業研究レベルでソフトウェアの開発を行う際には、その知識が必要になります。その要領は、幾つかの市販テキストに解説されているのですが、その多くが、

などの、問題を抱えていました(平均的な一般学生にとっては、という意味です)。塩原君も、卒業研究時に(なかなか市販テキストの内容を理解できずに)苦労しました。
 そこで、彼は、とにかく手っ取り早くデータベースアプリケーションを作れるようになる、実践的な教材を制作することにしたのです。この教材では、塩原君自身が内容の重要度を星の数で表示しており、学習者がメリハリをつけて学習できるよう配慮している点が特徴です。内容もコンパクトに抑えられています。ソフトウェア開発関係の専門ゼミに進もうと考えている学生は目を通しておくと良いでしょう。

3.C++Builderプログラミング入門  佐々木孝子

 昨年度までは、プログラミングはA(C++Builder)、B(Delphi)と二つに分かれており、大半の学生はそのいずれか一つのみを受講していました。しかし、3年次以降の専門科目の選択によっては、自分が受講していない言語で課題プログラムを作成しなければなりません。佐々木さんはDelphiを受講したのですが、C++Builderを用いた課題を出されたとき、やはり最初は戸惑ったそうです。そこで、彼女は、(Delphiプログラミングを学習した後にC++Builderを学習した)自身の経験を生かして、「DelphiからC++Builderへ」の移行を容易にするための教材を作成してくれました。
 内容は昨年度(2001年度)のDelphiテキストをC++用に修正したものをベースとし、Delphi から移行する際に間違えやすい点に解説をつけたものとなっています。さらに、自身の学習経験から、学習時につまづくと思われる点については、独自のアドバイスを加えています。全般的に、先輩がやさしく語りかけるような口調でまとめられており、彼女の個性が反映された”ソフト”な仕上がりになっています。