if文
- 条件が成り立つ( if )
- 条件が成り立たない( else )
に応じて、プログラムの流れを2つに分岐させるものでした。
switch文は『Aのときはaの処理、Bのときはbの処理、Cのときはcの処理・・・』のように処理の分岐が多い条件判断構造を作成します。
if〜else if文と同じような条件判断構造を作成しますが、判断する値の数が多いときにはswitch文で見やすいコードを書くことができます。
また、case文に指定できる値は1つだけです。if文と違って、範囲を指定することはできません。
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switch文では、「()」の中に指定した整数を、「case」の次に指定した値と比較していき、一致するものがあれば、
そこで処理を行います。
どのcaseにも当てはまらないときは、「default」に書かれた処理を行うことになります。
switch文のまとまりを{}で囲みます。swicth文の後ろにはセミコロン(;)は記述しませんが、case文の後ろにはコロン(:)が必要です。
switch文の「()」の中には、整数の変数か、整数を戻り値とする関数の呼び出ししか書くことはできません。文字列などはswitch文では判断できません。
caseの値の部分には「1」などの、整数、整数の定数、
あるいは、文字定数を指定する場合は、「'a'」のように、
その文字をシングルクォテーションで囲んで指定します。
処理部分は何行書いてもいいですが、switch文を抜けることを表すcase文の終わりには、breakステートメントを記述します。breakステートメントを省略すると、以降に記述したコードが実行されてしまいます。
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【基礎課題4−6】は、switch文を使うと次のように書きます。
変数の値の範囲が広い場合、switch文を使い処理を行うのは、とても大変です。
やはりその場合は、下記のように、if文、if〜else if文を使ったほうがいいでしょう。下記の文は例です。
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