4−5 繰り返し処理(1)
-累乗-


 スーパーファミコンは16ビット、PlayStationは32ビット、NINTENDO64は64ビット、さらにはこのコンピュータのメモリは
64MBあるいは128MB 等々、コンピュータ関係のもので出てくる数字には決まった数が多いですね。
これらの数は、2×2×2×・・・×2の形で求められる。コンピュータにとって“きりのいい”数なのです。


練習問題

下の表を埋めましょう。
    2の個数 答(計算結果)
1 2
2 2×2 2 4
3 2×2×2 3  
4 2×2×2×2 4  
5 2×2×2×2×2 5  
6 2×2×2×2×2×2 6  
7 2×2×2×2×2×2×2 7   
8 2×2×2×2×2×2×2×2 8  
9 2×2×2×2×2×2×2×2×2 9  
10 2×2×2×2×2×2×2×2×2×2 10  

2×2×2×2×2・・・のように、ある数aをb個かけることを累乗といいます。
2×2×2×2×2のことを、2を5個書く変わりに「25」と書いて「2の5乗」と読みます。


基礎課題4−8
「2倍」ボタンを押したら
左の値が2倍になり、さらにもう1度「2倍」ボタンを押したら
さらに2倍になり、ボタンを押すごとに値がどんどん2倍になっていく、
というプログラムを作ってみましょう。
まずは、フレーム上にコンポーネントを次のように配置してください。
コンポーネント Name
左のテキストフィールド jTextFieldNumber
右のボタン jButtonDouble

注意 
jTextFieldNumber の値を1にしてください。

次の空欄を埋めてプログラムを完成させて下さい。


基礎課題4−8の解答


練習問題
 
 このプログラムを使えば、 25 の値を調べたいときも「2倍」ボタンを5回押すだけで求められます。
では、このプログラムをもっと改良して、ボタンを1度押すだけで25 が求められるようにできないでしょうか?
これはそれほど難しくありません。ボタンを押したときに今までの5回分の動作をすればよいのですから、

となります。実行して動作を確かめてみましょう。


基礎課題4−9
ボタンを押すだけで 215が求められるよう、プログラムを改変してください。


基礎課題4−9の解答