■データベースとは  
    ●学習内容  
       データベースがどんなものか知らないって人がもしいたら大変なので一応説明しておきます。なぜデータベースが必要なのか、利用するとどのようなメリットがあるのか、データベースシステムとはどんなものなのかについて説明してあります。さらっと読んでみてください。  
       
    ●なんでデータベース??   
       なぜデータベースを使うのでしょうか。データベースって響きがいいから使うって人はまずいないでしょう。もともとデータベースという概念はデータを共有できる形にしてラクに仕事をしようとして考えられました。つまり、データベースが出現する前までは、データの共有が難しかったって事です。それは、アプリケーションごとに違った形式で保存していたらしいからです。これだとデータが更新されたりするとそのデータが含んでいるファイルをすべて更新しなければなりません。面倒でもありミスによってデータが常に正しいか疑わしくなります。こんな問題を解決するという背景からデータベースが考えられたのです。データベースを利用する事により以下のメリットが考えられます。

 ・データを正しい状態に管理する事が出来る
 ・データの共有が容易なので様々な処理がしやすい


 簡単に言ってしまえばこんなところでしょうか。実際には、もっと多くのメリットがあるのでしょうがこの2つのメリットがあるだけでデータベースは利用するに値するものでしょう。   
 
           
    ●データベースシステムの構成  
       データベースを利用するためのシステムがデータベースシステムです。簡単に言えばデータベースシステムとは、アプリケーション・DBMS・データベースから構成されるシステムのことです。それぞれの役割について説明しておきます。   
     
 
    ●アプリケーション  
       当たり前ですが今回このHPで学習するのは、このアプリケーションの作成の方法について学習します。データベースアプリケーションは、データベースのデータを取得、更新したりしません。直接的にデータの管理を行うのはDBMSです。つまり、データベースアプリケーションはDBMSを利用するものなのです。  
    ●DBMS(DataBase Management system)  
       DBMS(データベース管理システム)は、データベースファイルを取り扱うアプリケーションです。つまり、データベースとアプリケーションの間でデータをどのように格納し、どのように更新、検索をするかを管理しています。  
    ●データベース  
       パソコンを扱った事のある人ならWordやExcelを扱った事がありますよね。WrodやExcelで作った文書やワークシートはそれぞれの決められた形式で保存します。そうすることでWrod形式、Excel形式のファイルとして再び同じアプリケーションからなら誰でもデータとして利用する事ができます。これもまた、広い意味でデータベースといえるのです。つまり、データベースとはデータの様々な利用を考慮して、決められた形式で保存されたファイルです。