レポート抜粋(6月16日)

<テーマ3>

理解度と楽しさの相関について、あなたは「楽しいから理解度が上がる」と思いますか?それとも「理解できたから楽しくなる」と考えますか?回答と共にそう思う理由を、昨年のプログラミング演習での体験に基づいて答えて下さい。

<集計結果>


<楽しいから理解度が上がる>

  1. 「楽しいから理解度が上げる」と思う。なぜなら私の経験に当てはめてみると、プログラムを打ち込んだら動くという喜びと充実感があったからがんばれた。このことから、私はそのように考える。
  2. 私は、「楽しいから理解度が上がる」方だと思います。講義の最初は何も分からず、ただアルファベットを打っているだけでしたが、ボタンを押すと、何か動作をしたり、表示されるのを見て、これは楽しい!!と思い、そのうちに、どういう仕組みになっているんだろう・・・ と理解しようという気持ちにりました。 これは、個人差があるとおもいますが、私には最初のきっかけ(小さな感動みたいな事)がとても大切だったと思います。 途中から、「理解するから楽しい」というふうにもなりましたが、 最初は「楽しいから理解度が上がる」というのが大切だと思います。
  3. 僕は、「楽しいから理解度が上がる」と思います。昨年のプログラミングの授業で前半は、正直あまり理解していない部分が多かったのですが、ボタンをクリックすることで、テキストにかいてあるような動作ができた時は、楽しいなと感じることがけっこうありました。僕は、理解より、思い通りの動作をしてくれたから楽しいと思うことが先だったので、それから、こうすれば、こう動くなど少しずつ理解していったように思います。
  4. 私自身、昨年のプログラミング演習の授業では「楽しいから理解度が上がった」と感じています。それは、私自身が昔からプログラムというものに興味があった事と、一度で良いから学んでおきたいと思っていた事が関係していると思います。これは「好きな事をするときは楽しい」のと同じ事だと思いますが、私の友人でも「大学の一つの授業」と捉えていたり、「プログラミングにはあまり興味がない」と言う人程、エラーが発生したりプログラムのミスを見つけるたびに嫌な顔をして居る人が多かったからです。
  5. 私は理解度と楽しさの相関について、「楽しいから理解度が上がる」と思いました。 それは、一番大事なのはプログラミングに興味を持つことであり、これから理解しようと思う気持ちなのだと思います。昨年受講したプログラミング演習では、プログラミング・・・最初に難しそうだが触れてみたいという気持ちがありました。実際に受けてみると、基本的なことから始めて最後には簡単なプログラムを作るところまでできるようになりました。基礎を覚えるまでは、慣れていないため、プログラムの一文一文に疑問を持ちながら進めていましたが、基礎をきちんと学んだところからプログラミングへの興味が一層湧いてきました。はじめは理解できなかったが、興味が出てきてからは理解度が急に上がったと思います。ですので、私は「楽しいから理解度が上がる」と思いました。
  6. 私は楽しいから理解度が上がると思います。なぜなら、楽しくないとやる気もおきないと思います。楽しさを感じられればより理解しようという気持ちになれると思います。また学ぼうとする気持ちにもなるので理解度も上がってくると思います。
  7. 楽しいから理解が上がるに一票!!なぜならば、仕事や勉強は楽しくなければ飽きる。(B型的発想)←つまり理解するまで楽しくないのは教える側、もしくは受ける側の問題になる。教える側が楽しくしてやらなきゃ受ける側は伸びないのは明らかである。自分は「@に楽しくAに楽しくBCも楽しくDに勉強」が一番伸びるという規則性を見出している。(受けた経験と教えた経験から...)やる気の無い奴は遊んでいるようでありながら「楽しい」よりも「勉強しなきゃ」という意識が先行しすぎてふて腐れていくのだ!だから教える時も「楽しさ」を前面に押し出して教育すべきである。
  8. 私は「楽しいから理解度が上がる」のではないかと思います。プログラミングに限った事ではないと思いますが、興味、面白味を感じない事柄には人間の向上心は上がらないのではないでしょうか、自分も去年プログラミングを受けていて最初理解できなく楽しさを感じませんでしたが、慣れる内に少し楽しさもわかり理解度も多少ながら向上したように思えます。まずはじめは、その物事に「面白味」を感じることが第一歩なのだと思います。
  9. 「楽しいから理解度が上がる」と思います。楽しいからどんどん吸収していきたいとおもうし、それによりエラーが出ずプログラミングができればまた楽しくなってくると思います。
  10. 今まで厳密文法を推してきた自分がこういうのもなんですが、実際には「楽しいから理解度が上がる」ように思えます。やはり難しいことに最初からぶつかってしまうと先の発展が見えず、断念してしまうことも多かったからです。

<理解できたから楽しくなる>

T.理解できたときの達成感が楽しさに

  1. 私は「理解できたから楽しくなる」と考えます。楽しい環境の中で理解を深めるというよりは頭の中で整理されて、それが実行できた時の喜び・達成感が楽しいに繋がると考えます。自分の経験上、仲の良い人と一緒に楽しい雰囲気の中でプログラムを組んでいてもエラーが発生した途端、”楽しい”は消失してしまいました。理解できて、初めて「楽しい」が生まれてくるのだと思います。
  2. 私の理解度の楽しさの相関については、最初は教科書にすべてソースが載っていて、それを写してプログラムを動かしていた時よりも、きちんと内容を理解して空欄を埋めたり、応用課題をやってそれができたほうが(理解できた時のほうが)面白いです。なので、「私は理解できたから楽しくなる」派です。理解できたほうがなるほどと思い、次の課題もがんばろうみたいな感じでやる気がでるような気がします。SAをやっている時も理解をできたときはみんなうれしそうな顔をしています。
  3. 理解度と楽しさの相関について、これも人それぞれだと思いますが、私は、「理解できたから楽しくなる」派です。中学・高校のときの数学の問題などで難しい問題などを出されて、それを考えて考えてやっと解けた時に凄く達成感と喜びがあって、もっと考えてどんどん問題を解いていきたいと思ってたからです。プログラミングも同じ事だと思います。考えて解けた時に喜びがあるから、「理解できたから楽しくなる」と感じます。
  4. 私は「理解できたから楽しくなる」に賛成します。なぜなら、これは数学や理科などの難しいテストの問題をじっくり考えて最終的に理解したときの感動と同じように、プログラムも難しいほど理解したときの達成感というものが凄いと思います。実際、去年のプログラムの授業をうけていて、解らなかったけどSAのアドバイスを色々とうけているうちに理解して感動したことが多々ありました。なので、私はその意見に賛成します。
  5. 私は「理解できたから楽しくなる」と考えます。なぜなら、理解出来れば、充足感や達成感を得ることができ、さらにプログラミングにのめりこむことが出来るからだと思います。理解できなければ、少し歯がゆい感じがしてしまい、楽しさが半減してしまうのではないでしょうか。理解できたから楽しくなる…この考え方は、小中高の頃から変わらず、それはプログラミングにしても同じだと思いました。
  6. 自分の場合は、難しいプログラムの問題を解いたときに楽しいと思った。だから理解してから楽しいと思った。人に聞いたりしてわからなかったところを教えてもらったりして理解できたときも、楽しいと思えた。
  7. 「私は理解できるから楽しくなる」というタイプです、去年プログラムを学習していて動かないときはイライラして楽しくないけれど、動く原理を理解して動かすときはとてもすっきりして楽しいという記憶があります。
  8. 自分は、「理解できできたから楽しくなる」と考えます。去年のプログラミング演習の講義のときは、プログラミングのことなどほとんど解かっていなかった。それでも教科書を見たり聞いたりしながら理解して作ったものが、ちゃんと動いていたときには感動したので、こちらの意見です。
  9. 「理解できたから楽しくなる」のではないかと思います。それはなぜかというと、最初はわかりづらい言語だなあと思うかも知れませんが、段々理解できるようになるにつれて、プログラミングのおもしろさがわかったからです。一番最初にプログラミングでつまづいた時は、どうしてだろうと疑問が沢山でてきて嫌になりそうになりましたが、その一回のつまづきで、なんだかこうやって考えることの楽しさが大切だと思い始めて、それから根気よく考えた上で、エラーを改善しようと色々なことを考え、「とりあえず思いついたことをやろう」と思い始めエラーを改善できたときはすごく楽しいと思えたので「理解できたから楽しくなる」ということだと思っています。

U.理解できて初めて楽しさを感じる

  1. 私は「理解できたから楽しくなる」と考えます。なぜなら、率直に言うと理解できないのであれば、楽しくないと思うからです。理解できて初めて楽しいと実感することができるのではないでしょうか?
  2. 私は理解できて楽しさを感じる方です。2年生のプログラミング演習のときは、最初全く理解できてなかったけど、徐々に言語の意味がわかり始め、エラーもしながらだけど、やっと実行できるようになったときは、少しプログラミングの楽しさがわかってきました。習い始めのころは、どうしてエラーがでるのか?for文の意味while文の意味が全然理解できなく、少しもおもしろくなかったけど、回を重ねるごとに、どこで間違っているのかがわかるようになり、練習問題をたくさんこなしていくうちにプログラミングの仕組みがわかり、楽しくなってきたことを覚えています。結論を言うと、楽しさというのは、理解できて初めて感じることだと思います。
  3. 私は最初プログラミングの授業を受けたとき感じたことはまったく理解できないし何でこんな操作をしなければいけないのかと思いました。このようにプログラムを考えることが好きな人は楽しさから入れるとは思いますが、私にとってはまず理解しないことには楽しいと思えないし、またそれから先に進むことができません。だから、わたしはまず理解しないと楽しいとは思えません。最初に楽しいと感じる人はどういう人なのかちょっと理解できません。そういう人の意見を聞いてみたいです。
  4. 私は「理解できるから楽しい」と考えます。例えば、機能美の美しさを感じることは、それがなぜあるのか理解できるから、美しいと感じることが出来るのです。 物理学の公式を美しいと思えるのは、 その式がなにを説明し、どれだけ単純化されたものなのか、 理解できるから美しいと感じられるのです。  私はプログラムを始めることで、いままで楽しいとは思えなかったゲームを、裏側でどうやって作っているかに興味を持つようになりました。これは理解することで楽しくなる(ことを意味しているの)だと思います。
  5. 私は、「理解できたから楽しくなる」と思います。何にも知らない状態からはじめるので、それが楽しいどうかもわからないし、やはりやってみて理解することによって楽しさを感じられると思います。私も授業の時に理解できるとどんどん次に進めたくなり、自分はできるのではないかと勘違いのような自信をもてるので、益々楽しくなると思います。
  6. 自分の意見としては理解できたから楽しくなると思います。自分の実体験でいうとやはりプログラミングをやっていて理解できずうまくいかないと楽しくないというより苦痛に感じてくる所もありました。しかし、理解してうまくプログラムが作成でき動作するととてもうれしくなって楽しいと感じたこともありました。昔からそうですが勉強も楽しいから理解するのではなく理解できたから楽しくなって上達していくと思うので、プログラミングも同じ意識的な考え方ができると思いました。
  7. 理解できたから楽しいと思います。これはなんにでもいえることです。スポーツでもできなかったことができると楽しくなるし、勉強でも問題が解ければ楽しくなってくるからである。
  8. ”理解”が先か”楽しさ”が先かということについて。私は、初めてJAVAを見たとき、楽しそうとは思いませんでした。まずは、とりあえず理解しなければ何もできないと思い、なんとか基本を理解しようと思いました。そうしていくうちに、全部がおもしろいというまではいかなくとも、少し難しいプログラムが実行されたときは、すごくうれしい、という思いになります。そういうことが何度か続くと、最初は理解するのが精一杯だったのに、今は難しいことを考えて、悩むことがあっても、おもしろいと思うことが増えた気がします。

V.両者の関係は微妙、しかし楽しさのきっかけは理解度

  1. 私は、強いて言うなら「理解できたから楽しくなる」と思います。たとえ、意欲があったとして、やりたい事(楽しいこと)があったとしても理解していなければ、それをモノにすることはできないし、そのうち意欲、興味も薄れていってしまうと思うからです。  しかし、一概にそうは言えないと思います。何故なら理解できた楽しさが動機になって理解しがたい困難なことを乗り越えられることも多いからです。この場合は楽しさが理解を深めることになります。ですから、理解度と楽しさの相関関係はとても微妙だと思います。ですが、そのループのきっかけを生むのはまず、理解し楽しさを体感することだと思います。
  2. 「理解できたから楽しくなる」と考えます。 ある程度理解してからなら、もう楽しさがわかっていて「楽しい」からさらに理解できるというのもありかもしれないとは思いますが、最初の段階ではまだ全く未知の状態で始めるわけなのでその時はまだ「楽しい」という感情は起きないと思います。 私も最初に学んだ時はどちらかというと自分が理解できるのかという不安が大きかったように思います。少しずつやっていって、自力で課題が解けて思うようにプログラミングが動いた時に「楽しい」と思えるようになりました。

Y.理解が自信を生んでそれが楽しさに

  1. 私は理解できたから楽しくなると考えます。意味のわからないプログラミングを見て、少しも楽しいなんて思えなかったけど、内容がつかめてきて、理解できるようになったら、私でもできるんだな、と思い、だんだん楽しくなったからです。
  2. 私は「理解できたから楽しくなる」と思います。去年、プログラミングをやって私はいつも課題ができずにいました。だがたまに自分だけの力でできると非常にうれしく、課題へのやる気もでたからです。最初から楽しいのはそうそうなく、自分でできるようになったら楽しくなることが、私の経験上多いからです。
  3. 理解できたから楽しくなると考えます。去年プログラミングを履修して、最初にもらった教科書の中身の量を見て少しやる気をなくしていたのが、実際にやってみると意外と簡単でどんどん理解していくのを楽しめるようになってきたからです。 理解したときの優越感を感じたからこそ難しい問題にも取り組むことができるのだと考えます。

X.理解が学習を進行させ、それが楽しさに

  1. 私はどちらかといえば、理解できたから楽しくなるほうです。昨年の演習の時もそうでしたが、理解できないと進むことも、困難なことが多く進めないと楽しさを感じる余裕などありませんでした。反対に理解するとスムーズにことが運ぶので楽しく感じると思います。
  2. 自分は去年のプログラミングは楽しかったと思っています。ただ常に楽しかったというわけではありません。自分が考えてうまく問題が解けたりすると楽しかったのですが、出来ないとやはりつまらないと思う事がありました。特に応用課題はそれにあたります。応用ができなくてつまらないと思う事がありました。 という事は今回の講義でありましたが自分は「一を聞いて十を知る」ことが出来なかったのでしょうか?

<その他>

  1. 私は初めのうちは『楽しさが重要』とは思いますが徐々に慣れていくにしたがって最終的には、『理解することが楽しくなる』というようになっていくのではないかと思います。初めのうちというのは何事も楽しいからやりたいと思います。そして、ある程度進んでいくと問題が出てきます。そうした問題を理解できたときに楽しいとまた感じることができます。その繰り返しだと思います。なので、『理解することが楽しくなる』のだと考えます。
  2. 最初は動かすだけで結構楽しくて、理解は後からついて来ました。(楽しいから理解度が上がる)  その後慣れてくると、単に動かすだけの作業には慣れてしまうので、「理解できるから楽しくなる」へと移行していきました。
  3. 自分はプログラミングの授業で今考えると理解できたから楽しいと最初は感じその後は楽しいから理解しょうという気になっていたと思う。やはり最初が肝心なのだと思う。
  4. 理解と楽しさの相関について、最初プログラミングを習った時は初歩的なことをやっていたので”楽しいから理解できた”のであって、それからはプログラミングを徐々にやっていくにつれて、”理解できたから楽しい”と感じるようになっていったと思いました。
  5. 私はこの問題についてはどちらも当てはまると思います。楽しいと理解度があがります。そして理解できると楽しさも増してきます。贅沢を言うと、両方あれば楽しくプログラミングが勉強できます。誰にでもこの問題は両方当てはまると思います。私は正直どちらの考えですかと聞かれても答えることはできません。そのくらい単純ですが難しく、微妙な問題だと思います。
  6. どちらと決め付けるのは難しいと思います。確かに統計を見ると楽しければ理解力が上昇すると出ていますが、数学など難しい証明や計算問題など初めは苦でたまらなかったものも、自らの力で答えを導き出した時は爽快感で一杯になるものです。よってどちらかとは言い切れません。
  7. テーマ2で「想像が現実になったときに喜びを感じる」と書きましたが、これは「理解できたから楽しくなる」に分類されるものでしょうか。でも初歩的プログラムはできても楽しくなかったので、一概にそうとは言えないようです。なので「楽しいから理解度が上がる」も含むような気がします……というか、分かることも楽しいこともどちらともなく始まって、延々スパイラルしている感じでしょうか。