7−2 色指定とsetColorについて
これら色定数を用いれば、ピクセルの色を指定する事ができます。 ところがここで、「この程度の色数ではCG描画に不十分なのでは?」と疑問を持った人がいるのではないでしょうか? 色定数は上の表以外にも30種類ほどありますが、それでも不十分である事には変わりありません。 例えば青色と赤色を適当に混ぜた中間色を用いる事はできません。しかし、もちろんその心配はありません。 実はJavaには、10進数で色を表すことができます。
自分で適当な中間色を定義する際には、「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「ペイント」を使うと便利です。 ペイントを起動した後、「色」→「色の編集」で色を選ぶ画面が出てきます。そこで「色の作成」ボタンを押すと、中間色をピックアップできます。
好きな色をピックアップすると、画面の右下に赤・緑・青それぞれの輝度の値が出てくるので、これを16進数に直すと C++Builderでも同じ色が使えます。 例えば上の例の場合、青が「140」、緑が「25」、赤が「225」であるので、「new Color( 255, 251, 40 )」となります (濃い桃色)。