Javaプログラミング学習教材


☆はじめに☆
 
 いま現在、プログラミング業界ではJava言語が注目を浴びています。
主な特徴点として・・・
  • C++Builderをベースに、C言語やC++Builderなど、既存の言語の欠点を踏まえて一から設計された言語であり、
    今までの言語にない完全なオブジェクト指向性を備えている
  • 強力なセキュリティ機構や豊富なネットワーク関連の機能が標準で搭載されており、
    ネットワーク環境で利用されることを強く意識した仕様になっている
  • 汎用性の高さが特徴で、仮想マシン(Java Virtual Machine)と呼ばれるソフトウェアがあれば、
    OSやハードウェアに依存しない
という点が挙げられます。

また、実用例を挙げると・・・
  • Webサーバ側で動作するサーブレット
  • クライアント側で動作するアプレット
があります。

 サーブレットとは、Webサーバ上で実行されるプログラムです。

 アプレットとはネットワークを通じてWebブラウザにダウンロードされ、ブラウザ上で実行されるプログラムです。
Java アプレットは、ユーザのハードディスクの内容を読み書き、自分が呼び出されたWeb サーバ以外のコンピュータに接続、
他のアプリケーショントを起動したりすることは出来ないようになっています。
 また、アプレットを使うことにより、HTML で記述された静的なWebページでは実現できない動的な表現が可能となります。
以上が注目を浴びている理由です。

 今年度のカリキュラムには、C言語、C++Builderプログラミングを使用する授業として、斉藤たつき先生のシミュレーション論、
皆川雅章先生の知的情報システム論がありました。また、Delphi プログラミングを使用する授業形態がとられていた
皆川雅章先生のコンピュータグラフィックス論がありました。

 しかし、来年度からは本学部でJava を採用し、今までC言語、C++Builder、DelphiだったのがJavaに変更されると聞き、
各履修科目の補助教材に活用してもらいたいと考え、C++BuilderプログラミングをJava言語に書き換えた補助教材を用意することを
卒業研究のテーマに取り挙げました。



Web教材作成にあたり、以下の参考文献を用いました 

森田 彦、石川 高行、高橋 哲男(2002)『プログラミング Delphi6&C++Builder5入門』札幌学院大学社会情報学部

北山 洋幸(2002)『JBuilder6で組む!はじめてのJava』技術評論社

村上 列(2002)『Javaスレッド完全制覇』技術評論社

古川 正寿(2002)『JBuilderで学ぶJava言語』ソフトバンクパブリッシング株式会社

佐々木 孝子(2001)『C++Builderプログラミング入門』 札幌学院大学社会情報学部


学生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

製作者・・・菊地 将吾


Javaプログラミング学習教材の使い方