第1回目テスト

 以下の要領で、第1回テストを行います。
 プログラミングの成績は最初のガイダンスで説明した通り、
    成績=テストの得点+応用課題提出数
で決まります。したがって、テストの得点が悪いと、特に50点未満だと単位の取得が困難になります。各自しっかり準備して下さい。。

★学習のポイント

  1. 全般的な学習ポイントとしては、”テキストの課題(プログラム)を自分で解けるように”普段の学習から心がける、ということです。ただ作業としてプログラム入力をこなすだけでは力になりません。ともかく、課題内容を理解するよう心がけて下さい。
  2. 第3章については、イベントとイベントハンドラという言葉の意味をよく理解しておいて下さい。また、3-3節の基礎課題程度のプログラムを確実に記述できるようにしておいて下さい。
  3. 第4章については、整数や実数型変数と文字列型変数の間の型変換の仕方を確実にマスターしておいて下さい。また、【基礎課題4-6-2】や【基礎課題4-7-1】は、テキストを見ないでもプログラムを記述できるようにしっかりと理解しておいて下さい。
  4. 5-1節のif文については、2分岐のif文の記述の仕方を理解しておいて下さい。また、条件式に用いる不等号記号(テキストp.87)の書き方を間違えないように注意して下さい。

★直前情報(5/29更新)

  1. テストは問題1〜問題4の4題あります。
  2. 問題1は(1)、(2)からなり、代表的なプロパティの意味、そしてプロパティをプログラム(イベントハンドラ)中で変更する方法についての理解を問う問題です。ふつうに演習をやっていれば難なく解ける問題です。
  3. 問題2は(1)、(2)からなり、(1)は変数の型の理解を問う問題です。(2)については、テキストp.82の【応用課題4-11-A】をやっっていればすぐに解ける問題です。
  4. 問題3は(1)、(2)からなり、if文に関する問題です。いずれも、if文の条件式の書き方を理解していればすぐに分かる問題です。(2)については、テキストp.72で説明した剰余演算「%」を用います。
  5. 問題4もif文の問題です。与えられたプログラムからif文の条件式を読み解く形式にしています。なお、問題3および4を解くためには、テキストp.92からp.94をよく理解して必要があります。
  6. いずれもプログラムの記述については穴埋め形式にしているので、ポイントを理解していれば、すぐに記述できるでしょう。ですから、テスト時間は、60分とっていますが、恐らく時間が余ると思います。
  7. とは言え、きちんと普段の演習に取り組んでいないと、解答できない事は言うまでもありません。2回目のテストはより難しくなるので、今回のテストで50点未満だと単位の取得が困難になります。

※ 皆の健闘を期待しています。

★ テスト結果(6/9更新)

 テストの結果は以下の通りです。

 平均点=57.3  最高点=100(3名)  最低点=0(2名)

<各問題の正答率>

問題1 問題2 問題3 問題4
56.9% 48.3% 47.9% 76.2%

<得点分布>

 下のグラフの通りです。自分の得点がどのあたりに位置しているかチェックしてみて下さい。

<講評>

  1. 最も正答率が高かったのは問題4でした。間違った人は、大半が不等号記号の意味を取り違えたものでした。不等号記号は条件式で頻繁に出てきますので、しっかりと理解しておいて下さい。
  2. 問題1は(2)の正答率が低いのが意外(残念)でした。使用可にするには、どのプロパティの値を設定すれば良いか、ということは、これを機会にしっかりと理解しておいて下さい。
  3. 問題2の(1)は出席率の意味を取り違えている人が多数いました。テスト中に注意したのですが、欠席率を求めた人が相当数いました。また、変数の意味をきちんととらえていない人も誤答の半数ほどに上りました。(2)はSelectedプロパティとpEnabledプロパティの意味を取り違えている人が相当数いました。注意して下さい。
  4. 問題3は、きちんとテスト範囲を勉強してきた人とそうでない人との差がくっきりと現れた問題です。今回テスト勉強をきちんとやらなかった人は次回のテストではしっかりと準備して臨むよう心がけて下さい。

<成績について>

 プログラミングの最終成績は
     成績=2回のテストの平均点+(提出した)応用課題数
で決まります。上の「成績」が50点未満の場合は単位の取得ができませんので、特に、今回50点未満の人は次回の挽回が必要です。