得点分布は次の通りです。
全体の平均点は62.1でした。22.1%の人が50点未満でしたが、次回のテストと応用課題の提出で挽回は可能です。
さて、単位取得の合格圏である50点以上とそれ未満のグループで課題の提出状況がどのように異なるかを調べてみました。下の表を見て下さい。
基礎課題数 | 応用課題数 | |
50点未満グループ | 36.1題 | 0.8題 |
50点以上グループ | 43.8題 | 2.89題 |
この表を見ると、基礎・応用、各課題の提出数で大きな開きがあることが分かります。これは、普段の演習課題への取り組み方の差がテスト成績に反映されている事を示唆しています。特に応用課題の提出数の開きが大きいので、応用課題の提出数とテスト成績の関係を調べてみました。次のグラフを見て下さい。
このグラフより、応用課題に数多く取り組んでいる人ほどテスト成績が良いことが分かります。実はこの傾向は毎年みられるものです。今回あまり応用課題に取り組まなかった人は後半は意識的に応用課題に取り組むようにして下さい。
最後に、理解度確認テストをどれだけ行ったかも成績に大きく影響しています。次のグラフを見て下さい。これは、4つの単元の中でどれだけ理解度確認テストを行ったかということとテスト成績の関係を調べたものです。
これを見ると、理解度確認テストを行わなかったグループの平均点が45.8なのに対し、3単元以上行ったグループは67.0に達しています。この大きな開きから分かるとおり、理解度確認テストを行って、自分が間違っているところをテスト前に正しておくことはとても重要です。理解度確認テストは、今後も学習進度に応じて用意しますので、各自しっかりやっておいて下さい。