得点分布は次の通りです。
グラフより、70〜79にピークがある上位グループと、40〜49にピークがある下位グループの2グループに分離していることが分かります。この、二つのグループの差は、次の表のように課題への取り組み方の違いにあるようです。
未提出基礎課題 | 応用課題 | 理解度テスト実施率 | |
上位グループ | 0.7題 | 7.4題 | 89.7% |
下位グループ | 2.5題 | 4.4題 | 46.7% |
ここに、理解度テスト実施率とは、全体のどの程度を実施したかを表す数値で、5種類のテスト全てを実施すると100%、1種類のみなら20%というように算出しています。この結果から明らかなように、下位グループは学習姿勢に問題があるようです。逆に言えば、地道に学習に取り組めば一定のレベルには到達できる事を示唆しています。次年度、「データ構造とアルゴリズム論」を履修する人は、この結果を参考にして、今回の「プログラミング」に増して、演習課題に集中して取り組んで欲しいと思います。