1-1 ボタンのプロパティ

■C++Builder 画像■Delphi の起動メニューまず、C++BuilderDelphiVisual Basic を起動しましょう。[スタート] メニューから [プログラム] → [■C++Builder 文■Borland Delphi 5Microsoft VisualStudio 6.0] を選択し、現れたメニューから [■C++Builder 文■Delphi 5Microsoft Visual Basic 6.0] を選択します。

次の画面では、「標準 EXE」を選んでから「開く」を押してください。

Visual Basic 開始画面

すると、下の様に ■C++Builder 文■DelphiVisual Basic ウィンドウ (操作画面) が現れます。

■C++Builder 画像■Delphi 操作画面

Visual Basic 全体画面

各部分の意味あるいは用途については、これから順次学習して行きます。

まず、「フォーム」はプログラムに必要な「ボタン」や「入力欄」等の“部品”を配置する基盤の様なものです。ここにこれから色々な“部品”を配置して行きます。

それでは、さっそく以下の要領でフォームに「ボタン」を貼り付けましょう。

(1) C++BuilderDelphiVisual Basic ウィンドウ中のの部分を「コンポーネントパレットコンポーネントパレットツールボックス」といいます。コンポーネントパレットコンポーネントパレットツールボックス中の、「ボタン」の絵 (アイコン■C++Builder 画像■ ) をクリックします。

■C++Builder 画像■コンポーネントパレットでボタンを選ぶ

(2) そして、フォームの上でクリックすると、下の様にボタンが貼りつけられます。

■C++Builder 画像■フォームに貼りつけられたボタンボタンの配置

■C++Builder 画像■ボタンの移動の仕方ボタンの大きさの変更 ■C++Builder 画像■ボタンの大きさの変え方ボタンの移動
ボタン中央をクリックしてドラッグすると、ボタンの位置を変えることができます。 ボタンの四隅をクリックしてドラッグすると、ボタンの大きさを変えることができます。

【基礎課題 1-1】

■C++Builder 画像■オブジェクトインスペクタの各プロパティHeight プロパティと Left プロパティC++BuilderDelphiVisual Basic ウィンドウ中の下の部分を「オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウ」といいます。

(1) ボタンの大きさを変えると、オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウの「Height」と「Width」の値が変化します。「Height」と「Width」はそれぞれ何を表しているかを説明して下さい。

(2) ボタンの位置を変えると、オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウの「Left」と「Top」の値が変化します。「Left」と「Top」はそれぞれ何を表しているかを説明して下さい。

(3) オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウの「Height」、「Width」、「Left」、「Top」それぞれの部分をクリックして、数値の部分に適当な数値を半角文字 (直接入力) で入力して下さい。何が起こるかを説明して下さい。

■C++Builder 画像■オブジェクトインスペクタの各プロパティCaption の変更(4) オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウの「Caption」の右には「Button1Button1Command1」と書かれていると思います。「Button1Button1Command1」を消して、何か文字を入力して下さい。何が起こるかを説明して下さい。

(5) オブジェクトインスペクタオブジェクトインスペクタプロパティウィンドウの「Fontの右の「(TFont)」の右の「(TFont)」の部分をダブルクリックして、ボタンに表示されている文字のフォントと大きさを変えてみましょう。

Height」、「Width」、「Left」、「Top」、「Caption」、「Font」などは、いずれもボタンの“性質”の一部を表現しています。これら“性質”のことを総称して「プロパティ」といいます。