4-2 分岐処理 (2) ―if 文の中の if 文―

以前つくったストレス度診断プログラムは、もともと、下の分類にしたがって4段階の診断をするものでした。

チェック数 メッセージ
9〜10 かなりストレスがたまっています。医師による診察を。
6〜8 少しストレスがたまっています。気分転換を。
3〜5 ストレスの兆候がありますが、心配は不要。
0〜2 正常です。

【基礎課題 4-6】

【基礎課題 4-1】のプログラムを新しい名前で保存してから、下のようなフォームのプログラムに作り替えて下さい。

主なコンポーネントの Name プロパティは、次のようにして下さい。

コンポーネント Name 備考
ボタン「診断」 ButtonShindan 変化なし
スピンエディット「チェック項目数」 SpinEdit 変化なし
チェックボックス「9-10」 CheckBoxHigher  
チェックボックス「6-8」 CheckBoxHigh  
チェックボックス「3-5」 CheckBoxLow  
チェックボックス「0-2」 CheckBoxLower  
エディット EditMessage 変化なし

「診断」ボタンを押したときの処理の流れを以下のように考えて、プログラムを書くことにします。

下の空欄を補って、4段階の診断をするプログラムを完成させて下さい。

【基礎課題 4-7】

テストの得点を入力してから「成績判定」ボタンを押すと、得点に対応して「優」「良」「可」「不可」の評価をする下のようなプログラムを作って下さい。

得点と成績の対応は、次の表にしたがって下さい。

80点〜100点
60点〜79点
50点〜59点
不可 0点〜49点

また、成績に応じて、それぞれ内容の異なる一行メッセージを出すようにして下さい。メッセージの内容は自由に考えて下さい。

100点満点のテストの得点を入力するものとします。スピンエディットの MaxValue プロパティと MinValue プロパティの値を変えておいて下さい。