レポート抜粋(6月16日)
<テーマ1>
6/9のレポート抜粋には、幾つかの論争があります。その内どれか一つ(以上)採り上げ、どちらの意見を支持するのか、そしてそう支持する理由をできる限り明確に記述して下さい。
抜粋レポート
<テーマ2>
6/9のレポート抜粋の中で、あなたが最も印象に残ったのは、どの意見ですか?その意見と、どういう点が印象に残ったのかを具体的に記述して下さい。
抜粋レポート
<テーマ3>
理解度と楽しさの相関について、あなたは「楽しいから理解度が上がる」と思いますか?それとも「理解できたから楽しくなる」と考えますか?回答と共にそう思う理由を、昨年のプログラミング演習での体験に基づいて答えて下さい。
回答結果と抜粋レポート
<要望>
- あまり関係のない話ですが、どうも議論がループしているように見えるので、一度ゼミ形式で対話型の議論をしてみたいのですが、それは無理でしょうか?(6/9の要望)
- 『ゼミ形式で』という要望ですが私はこのままでいいと思います。確かにゼミ形式で議論するのも楽しいとは思いますが、かなり人数も多いと思いますのでみんなが参加するのは難しいと思うからです。
- 私も興味があります。実現できるならばして頂きたいのですが、積極性や頭の回転の速さ、プログラム習熟度などで差がでてしまいそうで不安です。 消極的で口下手でもしっかりした意見を持つ方はいらっしゃいますし、熟考なさる方の意見も聞いて行きたい気持ちもありますし。 あと、前提に「絶対な答え」を出す為の議論にならないことを求めます。目的は「相互理解」でお願いします。
- 自分は楽しそうだと思う。しかし、テーマ3で言ったように楽しくできなければ全員の参加は望めない。つまり先生自身の技量しだい。先生が楽しくする自信があるならば大賛成。「どうしようかな?」と悩んでいるうちはやめるべき。
<感想>
- 長い時間をかけてエラーを厳密にしたほうがいいのか自由なほうがいいのかをやってきましたが、いろいろな意見を聞けてよかったです。何週にもわたって他の人の意見を聞きながら授業をしてきたので、みんなの意見もどんどん深いものになっていき、新たな発想や提案(新しい言語の提案や議論をしてみたいという意見)などがあり、面白かったです。
- 今日の授業のスライドの「エラーを体験することで理解が深まる!?」の「しかし、それには、その言語処理系が行っている処理内容を理解することが求められる。場合によっては、ハードウェアの知識も必要になる。」の部分ですが、これは初心者には解読は困難です。そしたら、そのエラーが解りやすい様にプログラムを打ち込むアプリケーションでエラーの詳細を表示するようにすれば良いのではないかと思いました。
- 「自由度・融通派と厳密文法派の求めている事は同じではないか」という意見に関しても、とても共感できました。求めている事は同じだと考えると、やはり片方の派の意見だけが正しいという事はまずなく、どちらにも短所・長所があり、それを知る事でまた新たな疑問や理解が生まれてくるのではないかと感じました。
- 厳密派と自由派のエラー表示の有無についてで、私は今まで自由派でエラーを出しながら学習するほうがいいと思って、操作が簡単である方が絶対いいと思っていましたが、いまさらですが、厳密である方がいいのかなと思い始めました。理由は初期段階の頃は、プログラミングがどういう仕組みかがよく理解できていなく、今自分が学習している言語は自由で融通のきくものか、それとも厳密で難しいものかというのは、そもそも予想できなく、どちらにしろ難しいと思います。同じ難しさならエラーが出てこないほうが、自分にとってはいいのでは?と思ったからです。
- 前回のレポートへのアドバイスについて。私はあまり難しい文だと、理解ができません。だけれど、今まで授業でやってきたプログラムは、わりと基本的なことだったと思います。少し難しいプログラムでも、ひとつひとつの基本がわかっているとちょっとした応用も可能であると思います。最初は初歩的なことで、エラーがでても気づかなかったりしていたけれど、最近ではエラーを修正することができるようになりました。授業ではレポートの中にも書かれていたように、それほど難しいことをやっているわけではないと思います。今考えると基本的なことを完全に理解している人たちにとっては、つまらないのかなぁ、とも思いますが、基本的なことができなければ応用も理解することができないと思います。基本といってもひとつ、ふたつではないのだし、たくさんの基本的なことを理解していくことで、自然に応用も理解することができるというように、向上につながるのだと思いました。それには、やはりエラーも必要だと改めて思います。前回のレポートにも書きましたがエラーを経験していくことで、成長につながるのだと思います。
- もう迷いに迷って、それから今回の議論を見て、何だか疲れてしまいました。
(中略)講義で議論して考えることが重要ですから、議論が無駄だとは思いませんが、
「みんなちがって、みんないい」というフレーズがグルグルしてしまいました(笑)