すべてのコンポーネントには、「オブジェクト名」があります。オブジェクト名は、そのコンポーネントの名前を表します。
コンポーネントをフォームに貼ると、「Text1」「Text2」「Label1」「Label2」など、コンポーネントの種類と数字を組み合わせた名前が自動的につけられます。
しかし、名前ですから、自分で自由につけることもできます。そのコンポーネントがどのような役割を果たすのかを考えて、できるだけわかりやすい名前をつけるようにしましょう。
注意 オブジェクト名の値は何でもよいのですが、以下では、説明の都合上オブジェクト名を指定する場合があります。
下のようなフォームを作って下さい。
プロパティウィンドウの上の方にある下向きの三角形をクリックすると、フォームと、フォーム上にあるコンポーネントが表示されます。コマンドボタンが1つ、テキストボックスが2つあることを確認して下さい。
ここで、コマンドボタンと、2つのテキストボックスのオブジェクト名を、次のように変えて下さい。
コンポーネント |
オブジェクト名 |
「コピー」コマンドボタン | CommandCopy |
上のテキストボックス | TextFrom |
下のテキストボックス | TextTo |
もう一度、プロパティウィンドウの上の方にある下向きの三角形をクリックして、何が変わったかを確かめて下さい。