パソコンを組み立てましたが、それだけではパソコンは動きません。通常はOSを入れて初めてパソコンは操作できます。
実習では、HDDに去年の内容が残っていますから、組み立て終わるとOSが起動するかもしれませんが、ここではそれを消して一から自分で入れてみましょう。
もしCD-ROMを入れて起動してもOSのインストール画面にならない場合は、BIOS設定画面でCD-ROMからインストーラが起動するように設定しなくてはなりません。
起動直後にDELキーを押すとBIOS設定画面に入ることが出来ます。→で「Boot」のメニューに移動し写真のように設定してください。
初めての人には少し難しいと思うのでSAの人に聞きながら設定してください。
画面の設定ではFDD、CD-ROM、HDDの順に起動を試みます。
設定したら、その設定を保存して終了します。
CD-ROMを入れて再起動すると青いインストールの画面になります。
インストールの初期の画面で、しばらく待ちます。
Enterを押して先に進みます。
F8を押して同意します。
半角/全角 キーを押します。
去年にインストールしたOSが入っているとこのような画面になります。ここでは新しく入れなおすのでESCキーを押します。
ここでも、去年の名残がある場合はこのような画面になります。Dを押して全てのパーティションを削除してください。
Lキーを押して削除します。
この写真のように全てのパーティションがなくなるまで削除の操作を繰り返してください。次にCを押して新しいパーティションを作ります。
大まかでかまいませんのでハードディスクの半分くらいの容量のパーティションを一つ作ります。残りの部分には後で別のOSを入れます。
写真のように新しく作ったパーティションが一つある状態でEnterを押して先に進みます。
一番上の「NTFS ファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット(クイック)」を選択してEnterキーを押します。
しばらく待ちます。
しばらくすると、自動的に再起動してお馴染みの画面が現れます。
ここでもしばらく待ちます。
マウスで「次へ(N)」をクリックします。
ここでは、名前と組織名を入れます。名前
はstと組織名sguと入れてください。
プロダクトキーは、TAに入れてもらってください。
コンピュータ名はグループ
に割り当てられたパソコンの名前です(例PC1)。パスワードは決められています。詳細はTAに問い合わせてください。
stというユーザを一人作ってください。
時刻を合わせてください。
このあとお馴染みのWindowsXPの画面になりますが、まだインストールは終わっていません。
ご存知のようにインターネットは様々な危険があります。リスクを最小限にするためにセキュリティ対策はインストール作業の一部と考えましょう。
必ずインターネットに接続する前にアンチウィルスソフトを入れます。
CD−ROMから起動し、「Symantec
AntiVirusのインストール」をクリックします。
「クライアントのローカルへのインストール」をクリックします。あとはしばらく待っていると終了します。
インターネットに接続してアンチウィルスソフトを更新します。
インターネットに接続し、重要な更新がなくなるまでWindows Updateを繰り返します。
これでWindowsのインストールは終わりです。