このプログラムを新しい名前で保存してから、下のようなフォームのプログラムに作り変えてください。
主なコンポーネントの
Nameプロパティは、次のようにしてください。
コンポーネント |
Name |
ボタン「診断」 |
ButtonShindan |
スピンエディット「チェック項目数」 |
CSpinEdit |
チェックボックス「6-10」 |
CheckBoxHigh |
チェックボックス「0-5」 |
CheckBoxLow |
エディット |
EditMessage |
「チェック項目数」を入力してから「診断」ボタンを押したとき、
・チェック項目数が6以上のとき
・チェックボックス「6-10」をチェックする
・メッセージ欄に「少しストレスがたまっています。気分転換を。」と表示する。
・チェック項目数が6以上ではないとき
・チェックボックス「0-5」をチェックする
・メッセージ欄に「ストレスの兆候がありますが、心配は不要。」と表示する。
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ようなプログラムを作りましょう。
ある条件が成り立っているか成り立っていないかによって行う内容が変わる場合には、
「if文」を用いて表します。
if文は『もし〜ならば、・・・を実行する』というような処理を作成します。
条件が成り立っているか成り立っていないかによって、プログラムの流れを分岐させます。
if (条件式){
・
・ ←条件を判断した結果が成り立つときに実行する処理
・
}
else{
・
・ ←条件を判断した結果が成り立たないときに実行する処理
・
} |
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条件は、
・成り立つ
・成り立たない
のどちらかしかありません。したがってプログラムは、
・{ 以下の文
・else { 以下の文
どちらか一つを必ず実行し、かついずれか一つしか実行しません。 |
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「
診断」ボタンをクリックしたときのイベントハンドラを、次のように書いてください。
C++Builderの関係演算子
条件判断構造の基本となるのは値の比較です。C++Builderでは値の比較に、下記に示す関係演算子を使います。
数学表記 |
意味 |
C++Builderでの表記 |
A > B |
AはBより大きい |
A > B |
A ≧ B |
AはB以上 |
A >= B |
A = B |
AはBに等しい |
A == B |
A ≦ B |
AはB以下 |
A <= B |
A < B |
AはBより小さい |
A < B |
A ≠ B |
AはBに等しくない |
A != B |
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練習問題 |
新しいコンポーネント「
ラジオボタン」の使い方を覚えましょう。
コンポーネントパレットからラジオボタンのアイコンを選んで、フォーム上に3つ貼ってください。
このままの状態でプログラムを実行して、ラジオボタンをクリックして下さい。
ラジオボタンはどういうはたらきをするコンポーネントか、下に書いてください。