仮想化技術を実現するためのソフトウェアで提供される環境です。
仮想化技術は、一つのコンピュータで複数のOSを動作させたいときに利用します。
仮想化技術を使わない場合は、利用したいOS毎にハードディスクを区切って、インストールし、OSを切り替える場合はコンピュータを再起動する必要があります。仮想化技術によって、複数のOSを同時に動作させることができるようになります。
コンピュータの仮想化技術とは、コンピュータをソフトウェアでシミュレートして、あたかも本物のコンピュータが動作しているようにすることです。しかし仮想化されたコンピュータの実態は、通常ファイルです。
OSからは、本物のコンピュータも仮想化されたコンピュータも同じように見えます。
仮想化技術を利用するにはそのためのソフトウェアをインストールします。
Windowsからは利用できるソフトは複数ありますが、この講義ではVM Wareを利用します。
OSの種類で、通常オープンソースで提供されています。Windowsといってもいろいろな種類があるように、Linuxは更にいろいろな種類のOS細分化されます。
この講義ではLinuxの一種であるCentOS6を扱います。