1−1 ボタンのプロパティ


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『Delphi入門』 1-1ボタンのプロパティ
 まずC++Builderを起動させましょう。[スタート]メニュー[プログラム][Borland C++Builder 5]を選択し、現れたメニューから[C++Builder 5]を選択します。

すると、下の様にC++Builderウィンドウ(操作画面)が現れます。
各部分の意味あるいは用途については、これから順次学習していきます。

まず「フォーム」はプログラムに必要な「ボタン」や「入力欄」等の“部品”を配置する基盤の様なものです。ここにこれから色々な“部品”を配置した行きます。

それでは、さっそく以下の要領で「フォーム」に「ボタン」を貼り付けましょう。



(1)C++Builderウィンドウ中の上の部分を「コンポーネントパレット」といいます。コンポーネントパレットの中の、「ボタン」の絵(アイコン)をクリックします。
『Delphi入門』 1-1 ボタンのプロパティ

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(2)そして、フォームの上でクリックすると、右のようにボタンが貼り付けられます。   
ボタンの四隅をクリックしてドラッグすると、ボタンの大きさを変えることができます。 ボタンを中央をクリックしてドラックすると、ボタンの位置を変えることができます。
基礎課題1−1

(1)ボタンの大きさを変えると、大きさを変えると、オブジェクトインスペクタの「Height」と「Width」の値が変化します。「Height」と「Width」はそれぞれ何を表しているかを説明して下さい。

                                         

(2)ボタンの位置を変えると、オブジェクタインスペクタにの「
Left」と「Top」の値が変化します。「Left」と「Top」はそれぞれ何を表しているかを説明してください。

                                         

(3)オブジェクトインスペクタの「
Height」、「Width」、「Left」、「Top」それぞれの部分をクリックして、数値の部分に適当な数値を半角文字(直接入力)で入力して下さい。何が起こるかを説明してください。

                                         

C++Builder
ウィンドウ中の下の部分を「オブジェクトインスペクタ」といいます。
(4)オブジェクトインスペクタの「Caption」の右には「Button1」と書かれていると思います。「Button1」を消して、何か文字を入力して下さい。何が起こるか説明してください。

                                      

(5)オブジェクトインスペクタの「Font」の右の「(TFont)」の部分をダブルクリックして、ボタンに表示されている文字の大きさを変えてみましょう。

                                      

Height」、「Width」、「Left」、「Top」、「Caption」、「Fontなどは、いずれもボタン“性質”の一部を表現しています。これら“性質”のことを総称してプロパティ」といいます。

基礎課題1‐1 解答