C++Builderでは、フォーム上にいろいろな部品を貼り付けてプログラミングを行います。
下のような部品は、これまでWindowsを使っている中で何度も見たことがあると思います。 |
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上のような部品のことを、
C++Builderでは
「コンポーネント」と呼びます。
コンポーネント |
コンポーネントの名前 |
はたらき |
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ボタン |
押すことができる |
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ラベル |
文字を表示することができる |
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エディット |
文字を入力することができる |
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スピンエディット |
三角(▲▼)のボタン を押すか、あるいは直接、整数を入力することができる |
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チェックボックス |
白い四角(□) をクリックして、チェックをつけたり外したりできる |
これらの
「コンポーネント」は、すでに見たように
「コンポーネントパレット」に“詰まって”
います。プログラム開発者はそれらを選択してフォームに貼り付けるだけで、これらの
コンポーネントを使用する事ができます。これが
ビジュアルプログラミングの神髄なのです。
それでは上の5つのコンポーネントをフォームに貼っていきましょう。(すでに1−1で「ボタン」コンポーネントは貼られているはずです)。
エディットコンポーネントの貼り方
(1)エディットコンポーネントのアイコンをクリックします。
(2)そして、フォームの上のでクリックすると、「エディットコンポーネント」が貼りつけられます |
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ラベルコンポーネントの貼り方
(1)「ラベル」コンポーネントのはアイコンをクリックします。
(2)そして、フォームの上でクリックすると、「ラベル」コンポーネントが貼り付けられます。 |
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(1)コンポーネントパレットから
「チェックボックス」コンポーネントのアイコンを見つけて、フォームの適当な位置に
「チェックボックス」を貼って下さい。
※コンポーネントパレットには
「Standard」「Additional」などのページがあります。それぞれの
ページをクッリクすると、異なったアイコンが出てきます。
★Standard
Windowsの標準的なコントロール
★Additional
C++Builderが独自に提供している拡張コントロール
★Win32
Windows95/98/2000/NT4.0のコモンコントロール
★System
システム要素に関連するコントロール
★Dialogs
コモンダイアログのコントロール

★Win3.1
Windows3.1用の旧式コンポーネント

★Samples
カスタムコンポーネントのサンプル
★ActiveX
ActiveXサンプルコントロール
★Internet
インターネット通信プロトコルおよび
Webアプリケーション用コンポーネント
★Servers
Microsoftの
Excelや
Word用のコムサーバー
(2)どこかのタブの中に、「
スピンエディット」のアイコンがあります。探し出して、「
スピンエディット」をフォームの適当な位置に貼ってください。アイコンの上にカーソルを置いたままにするとヒントが出ます。
そのヒントとアイコンの絵柄を参考にするとよいでしょう。