1−2 いろいろなコンポーネント


☆ 総目次へ ★ 第1章節へ ★ 前節へ ★ 次節へ ☆

『Delphi入門』 1-2 いろいろなコンポーネント
C++Builderでは、フォーム上にいろいろな部品を貼り付けてプログラミングを行います。

下のような部品は、これまでWindowsを使っている中で何度も見たことがあると思います。

上のような部品のことを、C++Builderではコンポーネントと呼びます。

コンポーネント コンポーネントの名前 はたらき
ボタン 押すことができる
ラベル 文字を表示することができる
エディット 文字を入力することができる
スピンエディット 三角(▲▼)のボタンを押すか、あるいは直接、整数を入力することができる
チェックボックス 白い四角(□)をクリックして、チェックをつけたり外したりできる

これらのコンポーネントは、すでに見たようにコンポーネントパレットに“詰まって”
います。プログラム開発者はそれらを選択してフォームに貼り付けるだけで、これらの
コンポーネントを使用する事ができます。これがビジュアルプログラミングの神髄なのです。

それでは上の5つのコンポーネントをフォームに貼っていきましょう。(すでに1−1で「ボタン」コンポーネントは貼られているはずです)。


エディットコンポーネントの貼り方

(1)エディットコンポーネントのアイコンをクリックします。



(2)そして、フォームの上のでクリックすると、「エディットコンポーネント」が貼りつけられます


ラベルコンポーネントの貼り方

(1)ラベルコンポーネントのはアイコンをクリックします。



(2)そして、フォームの上でクリックすると、「ラベル」コンポーネントが貼り付けられます。
(1)コンポーネントパレットからチェックボックスコンポーネントのアイコンを見つけて、フォームの適当な位置に「チェックボックス」を貼って下さい。


※コンポーネントパレットにはStandard」「Additionalなどのページがあります。それぞれのページをクッリクすると、異なったアイコンが出てきます。

Standard
Windowsの標準的なコントロール


Additional
C++Builderが独自に提供している拡張コントロール


Win32
Windows95/98/2000/NT4.0のコモンコントロール


System
システム要素に関連するコントロール


Dialogs
コモンダイアログのコントロール


Win3.1
Windows3.1用の旧式コンポーネント


Samples
カスタムコンポーネントのサンプル


ActiveX
ActiveXサンプルコントロール


Internet
インターネット通信プロトコルおよびWebアプリケーション用コンポーネント


Servers
MicrosoftExcelWord用のコムサーバー


(2)どこかのタブの中に、「スピンエディット」のアイコンがあります。探し出して、「スピンエディット」をフォームの適当な位置に貼ってください。アイコンの上にカーソルを置いたままにするとヒントが出ます。
そのヒントとアイコンの絵柄を参考にするとよいでしょう。                             
☆ 『Delphi入門』 1-2 いろいろなコンポーネント 

☆ 総目次へ ★ 第1章節へ ★ 前節へ ★ 次節へ ☆




基礎課題1‐2 解答
  基礎課題1-2