このような形式を配列と呼びます。

配列は、複数のデータをまとめて扱います。配列という単語からわかるように値を並べて保存します。ただし、配列に保存できるのは同じデータ型のデータです。intのデータとdoubleのデータを同じ配列に保存することはできません。

配列は次のように宣言します。


データ型 配列の名前 [要素数];


例えば、100人分(要素が100)のテストの点数というデータを保持するには、以下のように宣言します。

int tensu[100];
注意
要素にはインデックス番号がつけられ、先頭のインデックスは0、次は1・・・となります。100と宣言しているが、1番目のインデックスが0なので、実際には099100人分ということになります。この点を注意しましょう。

要素にアクセスするときは、インデックス番号を「[ ]」内に書きます。例えば、50番目の要素にアクセスするには、先頭インデックスが0なので次のようになります。

tensu[49] = 100;  //50人目(配列の要素)に100(値)を代入

3-14 配列変数


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『Delphi入門』 3-14配列変数

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