7-4 MoveToメソッドとLineToメソッド


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☆ 『Delphi入門』 7-4MoveToメッソドとLineToメソッド ☆
直線を描画するには、LineToメソッドを使います。 LineToメソッドは、現在のペンの位置と指定した点を結ぶ直線を、CanvasPenプロパティで設定されているペンを使って描画します。直線を描画した後のペンの位置は、LineToメソッドで指定した位置になります。
現在のペンの位置は、MoveToメソッドで値を指定することができます。

 

【例】 (10、10)と(50、50)を結ぶ直線を描画する
Canvas->MoveTo(10,10);
Canvas->LineTo(50,50);
練習問題

 【基礎課題7-2】MoveToおよびLineToメソッドを用いて書き直すと次のようになります。

ここに、描画する線の色は、PenというプロパティにあるColorプロパティに指定します。まさに使用するPenの色を指定している訳です。

作成したら、各自動作を確認してください。この用例をみればMoveToおよびLineToメソッドの用法は理解できると思います。

基礎課題7-3

 今、点(x1,y1)と点(x2,y2)を結ぶ直線を、TColor変数clで与えられる色で描く手続きLine(x1,y1,x2,y2,cl)を定義しましょう。すると上の【練習問題】のプログラムは次のようになります。

 このとき、手続きLineの定義はどのようになるでしょうか?下の空欄を埋めてプログラムを完成させてください。

基礎課題7−3 解答
基礎課題7−4 解答
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