ここで、新しい方法を試してみます。まずは、EditTemp を削除してください。EditTemp を削除したので、EditTemp を中継欄に使うことはできなくなりました。そこで、今消した EditTemp のかわりにもっと単純な中継欄を作ります。{ と } の間に、次のように付け加えてください。
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変数の宣言
C++Builderは下記のプログラム(【基礎課題3-7】)のように、「変数の初期化」と「変数の宣言」を同時に行うことができます。
また、C++Builderでは、下記のプログラム(【基礎課題3-9】)のように変数は使う前に宣言すれば、どこでも宣言することができます。
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【基礎課題 3-3】で作ったプログラム
からスピンエディットおよび、ラベルも削除して下さい。そして、変数を用いるプログラムに修正します。下線部を埋めてプログラムを完成させて下さい。
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今度はスピンエディットの入れ替えプログラムを作ってみましょう。 左のようなフォームを作ってください。 フォームができたらプログラムを書いてください。出来上がったら、適当な数値を入れて実行してみましょう。 |
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変数の名前は自由につけても大丈夫でしたが、いくつかの例外があります。
「temp」という変数を用いることは、プログラムにとって必要充分な機能を提供することになります。余計なものを使わずにこうして必要充分なものを用いるようにすると、プログラムが速くなり、プログラムサイズが小さくなります。 |
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temp を使って (EditTemp.Text を使わないで) プログラムを完成させるには、どのように変更するといいでしょうか。下の空欄を埋めてプログラムを完成させて下さい。
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temp のように値を保存しておく入れ物を「変数」といいます。今の場合 temp は画面に現れない「エディットコンポーネントの Text プロパティ」と考えて結構です。変数の名前は temp でなくとも自由につけても構いませんが、なるべく一目見て内容がわかる名前をつけましょう。
なお、変数の宣言では、
int a; int b; int c; |
をまとめて | int a,b,c; |
AnsiString a; AnsiString b; AnsiString c |
をまとめて | AnsiString a,b,c; |
と、複数の変数をひとまとめにして宣言することができます。