継承
1-1 :概要


 はじめに       /  1-2   1-3   1-4   1-5   1-6   1-7   1-8   1-9
これから Delphi による、継承を使った簡単なプログラムを作成したいと思います。
継承とは一体何なのか? をメインテーマに、まずはプログラムを作成する為の下準備をしましょう。
ではまず、ここからファイルをダウンロードして下さい。

ダウンロードしたファイルは、これから学習するファイルです。

1-2 から 1-6 までのプログラムと全く同じ内容が記載されているので、 プログラムのソースはこのファイルと照らし合わせて学習していきます。



■ アドバイス

もしもプログラミングに自信があり、これから自分なりのプログラムを組んでいこうと考えている方は、 敢えてファイルを使用せず、自らプログラミングを組んでみると良いでしょう。

(卒業研究を進めようとしている方にお勧めです)




 今からやること

これから3種類のネコが出てくるプログラムを作成します

一匹目のネコは表示のみ
二匹目のネコはクリックすると音を鳴らします。
三匹目のネコはクリックすると音を鳴らし、更に左右に動きまわります。

ネコがちゃんと歩く動作をすればアニメーションの様になって見栄えもいいのでしょうが、 今回の場合は最も簡単なオブジェクト指向プログラミングというコンセプトなので、 敢えて単一のビットマップを使用したいと思います。




■ 用意するもの
・2枚のビットマップ ( 50×50ドットくらいが望ましい : 自分の好きな絵を左右対象に描きましょう)
・音源ファイル( wav や mid など : 効果音として使用します)


    Cat1.bmp     Cat2.bmp     Cat1.wav





 フォームの配置とコンポーネントのプロパティ
    フォーム
このように各コンポーネントを配置しています。

以下にフォームやボタンの位置プロパティ等も記しておきましたが、これは自由に変更してOKです。 尚、変更してもいいプロパティは、
Height : Width
Left   : Top
の4項目のみです。

実際に dpr ファイルを開き、フォームを見てみましょう。
プロパティ
コンポーネント
プロパティ
変更後の値
Form1
Caption Name Heght Width CatWalk MainForm 240 240
Timer1 Name Enabled Interval T1 False 40
Button1 Caption Left Name Top Cat A 152 B1 8
Button2 Caption Left Name Top Cat B 152 B2 48
Button3 Caption Left Name Top Cat C 152 B3 8
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